生まれて直後から母子同室。
それは個室、大部屋関係なく。
日赤はユニセフから認定を受けた「赤ちゃんに優しい病院」。
母乳育児を中心にママと赤ちゃんの絆を深めるべく入院生活を過ごす。
最初はしんどかったなぁ。
顔を真っ赤にして、息も詰まらん勢いで泣く我が子に、
抱き上げてもその勢いは止まらなくて、
おっぱいをあげようにも乳首を口に含んでくれなかったり
とりあえず落ち着かせて、と思うけど
何をどうしたら落ち着いてくれるのか、
ほとほと困ったり。
授乳の時間をメモするよう授乳チェック表が配られたけど、
分娩当日(16日)と翌日(17日)は授乳のその頻繁さに、
「メモをする意味があるのか?」と半ば放棄。
だって、あまりにもしょっちゅうなんだもん・・・。
まだ出ないから、娘もすぐおなかが空くだろうし。
娘専用授乳機と化して疲れてきた18日(2日目)、
あらためてチェック表を見る。
☆赤ちゃんのおっぱいを欲しがるサイン☆
・おっぱいを吸うように口を動かす
・おっぱいを吸うときにような音を立てる
・手を口に持っていく
・素早く目を動かす
・クーとかハーというような柔らかい声を出す
・むずがる
うん、そうだな、泣かれる前に授乳してしまえ!
とココロあらためメモを取り始めたw
その夜、ほぼ徹夜。
<1時間に2回、3回というときも・・・>
でもこの徹夜が功を奏したか、
翌朝19日(3日目)からなんとなーくリズムが出来てきた。
おっぱいのマッサージも助産師さんにしてもらった。
乳は、結局血液からできるので
あっためて血行を良くして胸板からよく揉み解して
乳首も柔らかく、乳腺がひらくように360度満遍なくもみしごいて。
痛みもあったけど、だいぶ違った。
さらに背中も揉んでもらった。
まだ授乳の際の姿勢が自分でうまく確立できてなくて、
ついつい前にかがんで姿勢悪くなっちゃうようで、
気がつけば背中が痛かった。
これも気をつけないと。
授乳に関しては、
「体重も増え始めたし、徹夜した甲斐があったね、がんばったね」
そう助産師さんに言ってもらえて自信が芽生えて光が見えた気分。
20日(4日目)から21日(退院日)にかけては
なんと100gも体重が増えた。
育児は、もちろん授乳だけじゃないけど、
この授乳に自信の光が早々に見えたのはだいぶ大きいと思う。
出産前は「授乳合宿だなぁ」とちょっと自信なかったけど
結果的にこの病院を選んでよかったなと思った。
ご飯もおいしかったよ。
病院とはいえ、病人じゃないから病院食じゃないよね。
<メニューの一部>
2200kcalも食べるんだもん。
すごい量だよ。
<ある日の昼はそばが出た♪海老天つき>
<夕飯。黒むつ照焼。夜食にパンがついてる>
これだけの量を食べていいんだ!と思った。
おやつも出たけど、
全粒粉くるみクッキー3枚とか、スイートポテトとか
そういったもの。
退院後の生活について助産師さんよりお話があった。
骨盤だけでなく、体中の関節が柔らかくなっているとのこと。
なので、授乳の際も意識して姿勢よくしているようにと。
足をナナメに、お姉さん座りなんてダメだってことだね。
昔は母乳のためにお餅が良いといわれていたけど、
豊かな食生活の現在、このうえお餅を食べたら過剰摂取だとのこと。
間食は、病院の食事で出ていた程度のものならよいとのこと。
糖分の摂りすぎはだめっちゅーことですね。
普段の生活は、病院での生活と同程度の活動量でと。
上げ膳据え膳が基本、持っていい重いものは赤ちゃんだけ。
そうか、これからは
赤ちゃんと共に自分自身の、両方のケアをしていかんと。
母体は退院前日に診察を、
赤ちゃんは退院日に小児科医に診てもらって
無事退院の許可を得ました。
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