お風呂上りの着替えはなんとなく競争だ。
浴室内で体を拭き、タオルを羽織って部屋に移動。
ママは洗面所で化粧水パシャパシャ、乳液塗り塗りの後に着替え。
その間に娘はオムツをはき、パジャマを着、仕上げはスリーパー。
勝負に勝つために、こしゃくにも色々工作。
「ママ、きれいになったぁ?」
(意:化粧水など塗ったか)
「ママ、足もきれいキレイしたほうがいいよ」
(意:足も保湿してきたほうがいいよ)
と、ママがパジャマを着るのを遅らせようとあれこれ言い、
自分で出来るパジャマのボタンを、
哀願の目で、しかし口角があがるのは隠し切れず、
「ママ、やって・・・。」と
ママの手をふさぐ工作をしてみたり。
ママより早く着終えると
「やったー!ゆいちゃんが早かったー!」と
両手を挙げてぴょんぴょん喜ぶ。
昨夜はママが猛ダッシュで追い上げて、ママが勝った。
すると娘は「ふえーん!」と半泣き。
「ゆいちゃんが勝ちたかったぁ!」
「うんうん、そうだね、悔しいね。そういう時もあるね」
時々ママが勝ちを譲らずにこの展開に持ち込むんだけど、
昨夜の勝負が今までと違ったのは、
娘が勝負に負けても着替えの手を止めなかったこと。
最後までボタンを留め、それからママに泣きついた。
(泣いたといったって涙は出てなくて、
悔しさ悲しみを表すパフォーマンスなんだけどさ)
最近自分が不利になると「もうやーめた!」と
投げ出したり怒ったふりをするパフォーマンスが娘の中で流行っている中で、
最後まで着替えの手をやめなかったのは、コレ感動。
娘を抱きしめながらたくさん褒めちまったよ。
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