叱る。
どうしてだめなのか伝える。
時に、周りに被害が及べば、
「ごめんね」って伝えるんだよと教える。
娘は頭をぺこり。
ぺこりぺこり。
気まずい状況だとわかっている。
神妙な顔をしている。
ぺこりと頭も下げる。
でも、どーーーーーーーーーしても
「ごめんね」と言わない。
他のあいさつは、例えば
「どうぞ」「ありがとう」「どういたしまして」の一連は、
混乱していれば「そういう時はありがとうっていうのよ」って伝え、
娘も復唱する。
わかっている。わかっててちゃんと復唱する。
なのに、「ごめんね」だけは
どーーーーーーーーーしても復唱しない。
「ごめんなさいっていうんだよ、ごめんなさいは?」と促しても
ぺこり。
ためしに聞いてみた。
「悪いと思ってなかったら、ごめんね言わなくてもいいんだよ。
それならママにそう教えて。ママも考えるから」
目を見て話を聞いてくれた。
で、ぺこり。悪いとは思っている様子。
でも、かたくなに言わない。
このかたくなな態度、何がそうさせるんだろう。
なぜ「ごめんね」だけ言わないのだろう。
ほかのどんな言葉だって復唱しようとするのに。
なぜだ…。
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